私のFXライフ

外為取引が洗練されて採用された2Wayプライス制

FXの取引画面を見ると、通貨ペア(FXは異なる2つの通貨のどちらか一方を買い、どちらか一方を売る取引であるため、このような買いと売りの通貨の組み合わせ)ごとに現在のレートがオファーとビッドと2つ表示されています。オファーとは「投資家が買うレート」のことで、ビッドとは「投資家が売るレート」のことです。

このレートが実際に通貨ペアを売買する際の取引レートになります。オファーとビッド、すなわち通貨ペアの買値と売値は常に同時に提示されています。これは2Wayプライスといい、FX会社に決められた表示方法です。

様々にあるマーケットの中で、外国為替市場は特にソフィスティケートされているということができますが、その理由のひとつが2Wayプライスの制度を採用しているためだといえます。FXの業者が、顧客の個人投資家がすでにドル買いを持っていることをわかっていて、その顧客が売りたいということをわかっているとします。業者は安く買えば儲かりますから、安いビッドを見積もればいいのです。

しかし、2Wayプライス制により、業者はビッドとオファーを両方提示しないとなりませんから、ビッドだけを安くクォートするわけにはいかず、オファーも安く提示することになります。

そうであれば、顧客は何も取引しないか、とても安い値が出たため買ってもいいのです。2Wayプライス制は、マーケットに忠実な人や業者がうまくいくような仕組みになっているため、その意味で外国為替市場は洗練されているといえます。