私のFXライフ

デリバティブの意味とFXとの関係

FXは、現在はデリバティブの一種として取り扱われています。しかしながら、FXが厳密な意味でデリバティブに位置づけられるのかは、学問的に疑問が生じるところでもあります。先物でも先渡しでもなく、直物であるからです。しかし、実際にはポジションをロールオーバーしていくわけですから、先渡しと同じ経済効果を有しています。

そこで、直物為替先渡し取引と呼ぶこともあります。また、証拠金取引とすることで、たとえば商品先物と同様の性格も有しています。それがレバレッジを利用することができるということです。結局、外国為替証拠金取引は、レバレッジが効いているので、デリバティブであると分類されるようになったとも考えられます。

よくニュースなどで、「デリバティブ取引で倒産発生」などと報道されると、デリバティブは怖いものである、という風に考えてしまいます。しかし、実際にそうであるとは限りません。デリバティブ取引とは、「どのようなリスクを受け入れて、その代わりにどのような利益を得るか」という取引であるということができます。

つまり、自分の相場予想と、最悪の場合でのリスク管理がしっかりできている人にとっては、ハイリスク・ハイリターンではなく、ローリスク・ハイリターンを目指す商品となります。覚えておくと役に立つ言葉は、「二兎を追う者は一兎をも得ず」で、「高い金利を得る」代わりに、「為替相場が自分の得になってもそれは捨てる」ことで、両方を得ようとしてはいけません。