私のFXライフ

インターバンク市場の事を知っておこう

野菜や魚の値段が、まず中央卸売市場で卸値が決められ、一般消費者向けの小売店が、卸値に運送費や人件費などの必要経費を加えて小売値を決めているように、外国為替市場にも卸売市場と小売市場があります。

卸売市場にあたるのが銀行間で取引されるインターバンク市場であり、そこで取引される為替レートはインターバンクレートと呼ばれます。

また、小売市場にあたるものは銀行と顧客の間で取引が行われる対顧客市場で、そこで取引される為替レートが対顧客レートです。通常、卸値と小売値に差があるように、為替取引もインターバンクレートと対顧客レートには差が生じます。インターバンクレートの場合、ドルでは売値(オファー)と買値(ビッド)の差(スプレッド)は1〜3銭程度です。

しかし、個人が外貨預金をするとき、銀行の売値(預金者からすれば買値)であるTTS(Telegraphic Transfer Selling rate)と買値(預金者からすれば売値)であるTTB(Telegraphic Transfer Buying rate)の差は2円にもなります。対顧客レートでは、差が大きくなるのです。

銀行は、午前十時ごろに銀行間で出回っているインターバンクレートを基準に、その日に受け渡しを行うレートを決めています。これが仲値(TTM, Telegraphic Transfer Mean rate)と呼ばれるものです。

この点については、多くのFX会社が、スプレッドが4銭程度と、インターバンクレートに近いため、大きなメリットになっています。FX会社と取引する限りでは、卸値と小売値の差はほとんど存在しないといっていいでしょう。