私のFXライフ

金融不安とFXとの付き合い

冷戦終了後、債券とハイレバレッジの金融商品を武器に新たな世界覇権体制を構築した米英。果たして自身から仕掛けた、果てしなく広がるテロ戦争のために、また、あまりにも無秩序にレバレッジを掛けすぎたハイリスク債券のために、ついには瓦解し自らの財政基盤を著しく棄損しながら撤退戦を模索している。その結果、基軸通貨ドルの信任崩壊を招く。

ここにきてドル崩壊をくい止めるためドル陣営はユーロの解体を画策する。ギリシャ問題を皮切りに、ユーロ各国の脆弱なファンダメンタルズをついて、金融不安を煽り、米英傘下の投機筋を総動員して、小国の財政政策を切り崩して行く。ユーロ防衛のためEU中央銀行は気がふれたようなジャブジャブ資金をフランス、ドイツの大銀行に注入し、小康を維持する。

むしろ追いつめられているのは、詰め切れないドル陣営かもしれない。ドル安、ユーロ安、ウォン安と各国は自国の資本(大企業)の儲けのために、際限なく通貨安戦争をしかける。

自国民の生活はどうなってもおかまいなし。いや企業を守れないとその国の雇用自体が立ち行かなくなり、雇用不安、金融不安、消費減退、そして恐慌とさらに破滅へのスパイラルを進める事となる。各国の通貨のつぶし合い、または、通貨安戦争はどこへ向かうのだろうか?結局は月並みな暮らしを求めている大多数の普通の人々へツケをまわすことになるだけかもしれない。